こんにちは、江戸川キャンパスです!


自立クラスとは異なり、就労クラスでは就職に向けた実践訓練を行う機会が非常に多くなります。
今回のブログでは、就労クラスの「清掃実務」の様子をお伝えいたします。

就職をしてからも、切っても切れないものの一つが「清掃」です。

我々キャンパス職員も、皆さんが通所をする前の時間に、毎日教室清掃を行っています。


就職しても、多くの企業で「清掃」は欠かさずに行っています。

 

今回の清掃実務は、「机の拭き方」に焦点を当てつつ、基礎となる雑巾の絞り方・畳み方の実践を中心に行いました。

 

今回の授業でのポイントは3つ!

①バケツの水の量は1/3

縦絞り

片膝又は両膝をついた姿勢

 
では、なぜその3つがポイントなのかをご説明します!

 

①バケツの水の量は1/3

なぜバケツの水は1/3までだと思いますか?

「運ぶときに重いから!」「いっぱいだと水が跳ねるから!」と様々な意見が出てきました。どれも正解です♪

半分より多く入れてしまうと、重いし、水も跳ねやすいですよね。
加えて、雑巾とそれを絞るために両手を水に入れると、水の嵩も増えてしまいます。
お風呂をイメージするとわかり易いかもしれませんね。

 

2人ペアになり、ひとりがバケツに水を入れ、もう一人が水量のチェックを行いました。

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②縦絞り

雑巾の絞り方は、「縦絞り」が一番良いとされています。

「縦絞り」は順手と逆手でねじるため無理なくきっちり力が入り、脇をしめながら押し出すように手首を回転させるので、手首だけではなく腕の力も加わり、強く絞り込むことができるのです!

「野球バットの持ち方」、「剣道の竹刀の持ち方」と皆さん様々な表現をしていました。

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③片膝又は両膝をついた姿勢

雑巾を絞る時の姿勢ももちろん大事です。
膝をつくことで、「バランスを保つ」という目的と、「お客様から見た印象を良くする」ことを目的としています。
床に座り込んだり、ヤンキー座りをしていては印象は良くありませんよね。
仕事中は、常に人から見られているという意識を持ちましょう!
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すると早速、その日の放課後清掃では、雑巾の絞り方や持ち方を意識して取り組んでくれる様子がありました!即実践、非常に素晴らしいです👏

 
日々なんとな~く行っていた「掃除」が、仕事になると「清掃」に変わります。

「掃除」と「清掃」の違いを意識して、清掃実務ではこれから先も様々な道具の正しい使い方を学んでいきましょう!

 

もしかすると、将来清掃の仕事に就く方もいらっしゃるかもしれませんね。

 (す)


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