学長の長谷川です。昨日9月2日は、沼津キャンパスを訪問しました。夏のキャンパス訪問は、本日で最後になります。次回は秋のキャンパス訪問ということで、10月以降に訪問します。
沼津キャンパスでは、『経済』と『課題研究』の授業が行われていました。
この日のテストのテーマは「お金の理解」について。皆さん、満点目指して制限時間内に真剣にテストに取り組んでいました。全員の平均点は75.2点でしたが、なんとひとりだけ100点満点の学生がいました!しっかり授業を理解して覚えていたんですね!
『課題研究』の授業では、論文作成に励んでいました。
『課題研究』の授業では、論文作成に励んでいました。
学生たちは、4月「研究論文のイメージを持つ」、5月「仮テーマ決め」、6月「情報を集め、テーマを最終決定」、7月「論文の構想を考え、設計図を作成」、8月~9月「論文の執筆」、10月「論文の用語、誤字脱字のチェック」、11月~12月「発表用資料(パワポ)の作成」、1月「発表練習、研究論文発表会予選に登壇」、2月「予選通過者は本選に向けてブラッシュアップ、本選に登壇」という流れで学習を進めていきます。
学生たちが選んだ論文のテーマは、「東京リベンジャーズ」「世界の特殊部隊」「瀬戸大橋」「NiziU」「地球温暖化」など様々です。
「東京リベンジャーズ」というアニメを研究している学生は、登場人物の特徴について検討していました。ドラケンの特徴は「仲間想いという点では、マイキーと一緒ですが、マイキーとの違いは、感情で動かない冷静な視点を持っているところです。」とのことです。単に「好き」とか「嫌い」とかではなく、きっちりと人物像を捉えているところがさすがですね。
「世界の特殊部隊」について研究している学生は、パキスタンやスペイン、アメリカなどの特殊部隊について調べ比較検討していました。彼曰く、世界で最も優れている特殊部隊はアメリカだそうです。
自分の好きなことや興味あることをより深く知り理解し、それを他者が理解しやすいようにまとめ、最後は、研究論文発表会でパワポスライドを使って他者にその魅力を伝える。他の誰もが詳しく知らないことをみんなに自分らしく自分の言葉で伝える。おそらく1年間の中で、自分が一番輝く瞬間だと思います。
研究論文作成もいよいよ佳境に入ってきました。皆さん、頑張って下さい。
ちなみに障害が比較的重い人も全員パソコンで検索ワードをキーボードに打込み調べ学習をしていました。ほとんどの人はローマ字入力を身につけています。パソコンはすべての人に生活の便利さと楽しさを提供してくれますね。
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