各キャンパスは年末年始休暇に入っているので、本日よりしばらくスタッフに代わり、学長の長谷川が投稿したいと思います。ブログタイトルの『ゆたかカレッジの日々』ではありませんが・・・。
ということで、本日の話題は、昨夜放送されたドラマ『監察医 朝顔』について。

ということで、本日の話題は、昨夜放送されたドラマ『監察医 朝顔』について。

毎週月曜日に放映されている「監察医 朝顔」。
仕事への真摯さ、命の尊厳に向き合う姿など、とても感動的で心温まるドラマです。12月28日に放映された第9話は、特に感動しました。
法医学教室にバイトに来た医学科3年生の牛島くんは、自殺した男性を殺人犯だと思い込み、怒りにまかせ顔写真をSNSにアップするという重大な過ちをおかしました。朝顔先生は、事の重大性を牛島くんに説明し、牛島くんは取り返しのつかないことをしたと後悔しますが後の祭り。
おそらくその責任を取って主任教授の夏目茶子先生は退職することに・・・。私は、その茶子先生の牛島くんに対する最後の言葉に感動しました。
「牛島くん、これからもここで法医を目指しませんか?法医の務めはご遺体の声を訊くことです。命を絶たれた悔しさ、人生への感謝、彼らが伝えたかった声を訊いて活かすことも私たちの役目です。自分の罪を悔いるのであれば、失敗から学んで死者から託された命を生きて下さい。未来を自分の手で変えていって下さい。倒れたって転んだって、また立ち上がって下さい。命が尽きるその日まで。何度だって何度だってやり直せばいいんです。」
若者の失敗を断罪するのではなく、未来へのエールを送る茶子先生。凄いですね。私もそんな人間になりたいです。
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