本日の長崎新聞です!!
高卒知的障害者の就労支援
特別支援学校高等部を卒業した18歳以上の知的障害者や発達障害者の自立訓練をする事業所「カレッジながさき」が来年3月、大村市東三城町の大村バスターミナル2階の一室に開設する。県内初の取り組み。運営企業「パートナー来夢」(福岡市)の長谷川正人社長は「円滑な就労につなげたい」と話している。
長谷川社長によると、特別支援学校高等部の卒業生の多くは就職するか福祉系の作業所などで働くが、社会に出ることに不安を抱く保護者も多い。働きだしても社会性が十分身についておらず、トラブルを起こして辞めるケースもあるという。
障害者自立支援法に基づく自立訓練と就労移行支援事業。週5日の4年制で定員は各学年20人。規範意識や身体・金銭管理など社会に出る上で必要となる生活力を養う。このほかグループ学習や行事の企画・運営、職場体験、面接の練習などを通じ、コミュニケーション能力と就労意欲の向上を図る。文化・スポーツ活動も実施する。
国などの自立支援報酬で運営するため入学金・授業料は無料(給食費などは実費)。長谷川社長は「内容の充実に向け、県内の企業や大学と連携したい」と話す。
長谷川社長は福岡県で就労支援事業所などを運営する社会福祉法人の理事長を務めている。今年3月には福岡市で「カレッジ福岡」を開いた。
25日午前10時と午後1時半に大村バスターミナル2階で概要説明会を開く。
問い合わせは同社(電092・611・2211)。
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