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こんにちは

立川キャンパスです

以前、SSTの授業でフープを使い、「人との距離感」について学習し、パーソナル・スペースについて触れました

ながい

フープの真ん中に人が入って、その周囲の距離を親密距離といいます
家族や親しい人以外がこのスペースに入ってくると違和感や不快感を感じる距離です。
カレッジの学生同士でもこの距離を守ることでお互いに気持ち良く過ごす目安になります
フープ

 今回の授業では、これをさらに掘り下げ、「自分のパーソナル・スペースを知ろう」という内容を扱いました

 ちなみにこのパーソナル・スペースは「3.11」以降特に注目されており、飛行機のファーストクラスのシートも、パーソナル・スペースに配慮した形に変わってきています。

キャプチャ
このファーストクラスのシートの大きさは、航空会社によっても異なりますが、概ね幅1m30cm、縦1m80cmほどです。日本人が両手を広げて指先がつくくらい
壁際のペットボトルなどを取ろうとしたら、ちょうど良い幅ということです。寝転がったときに頭の上にはすぐ壁がきますが、それが安心感になり眠るときには快適になります

それでは実際に体験してもらいました
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パーテーションを使い、自分にとって快適な距離を図ってもらいました。

いつもは静養室に置いてあるパーテーションが運び出されてきました

①まず一番狭い状態で中に一人入ってもらい、そこでまず狭いと感じるか広いと感じるか確認。
②狭ければ少しずつ広げ、ちょうど良いところでOKを出してもらいます。
③OKを出した時点で、両手を目の前に出し、体で確認してもらいます。

Photo_23-05-02-16-43-10.913 (1)

学生達はお互いのスペースを確認し合い、

「え~っ、こんなに狭くていいの

「苦しくないの?

「僕は包まれてたい

「こんなに広いほうがいいの

「そうでないと息苦しいじゃん

安心できる距離感

授業中ではありますが、ワーッ、キャーという声が聞こえてきます。

この広さは概ね、「トイレの個室」と同じくらいを想像してください
落ち着く広さなんですね~

データでは「女性は狭い」「男性は広い」というのが一般的でしたが、今回それは当てはまりませんでした。

パーソナル・スペースは個性によってだいぶ異なるのかもねという結果になりました

以上、立川キャンパスからでした



(た)


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