企画広報室からです。
たかカレッジホームページのリニューアルに際し、ゆたかカレッジに通っている学生の保護者さまよりエッセイをいただきましたのでご紹介いたします。
保護者エッセイ
着実に一歩ずつ前に進んでいます。

 ゆたかカレッジのことは、福祉事務所の担当の方から教えていただきました。同じ障害や特性の個性豊かな素晴らしい同世代の子が一生懸命に学ぼうとしていることを知り、その環境なら自分も自分らしく居れる、そして自信につなげられると思い選びました。ゆたかカレッジなら就職して自立出来ると思いました。
 毎日、楽しく通わせていただいています。改めて学び直していることが多く、気づきや発見、学校ではここまで丁寧に教えてはくれないと思うようなことでも、ゆたかカレッジはいちから教えてくれます。その子に合ったクラスで教えてくださるので助かっています。
 先生方が毎日、連絡帳でコメントを書いてくださり褒めてくださるので励みになっているようです。悩み事や困り事も対応が早く親身になってお話を聞いてくださるので安心して通わせられる環境です。
 人との関わりも、スポーツや授業、レクレーション(野外活動 日帰りでお出かけなど)を通して学べるので大変嬉しいようです。本当にゆたかカレッジへ毎日通うようになり、リズムができ体調も安定してきて良かったと思います。
 成長したところは、ゆたかカレッジのおかげでたくさんのことがあります。なるべく自分のことは自分でやるということと、自分の障害や特性について他人に話せるようになったことです。また、たくさんの個性を認めて尊重し合うことです。以前は自分の悩みも出さず1人もしくは家族内だけで悩んでいましたが、今は先生方やお友達とも少しずつではありますが、心を開いて話せるようになりました。お昼のお弁当は、7月の末からは、自分で前日に詰めて用意をしたり最近ではお小遣い帳にもチャレンジしています。
 生活面では、7月末からお昼のお弁当を前日の夜に準備をして頑張っています。最近では、お金の計算が苦手なので先生のサポートもありお小遣い帳にもチャレンジし始めました。まだまだ、スタートしたばかりではありますが確実に一歩づつ前に進んでいます。
 本人の努力もそうですが、サポートしてくださる先生方や環境に感謝しております。引き続きよろしくお願い致します。
(HRさま)