こんにちは。9月になって寒暖差が激しくなりましたが皆様お元気ですか?
ここではお天気の悪さにも負けず頑張っている江戸川キャンパスから、授業の一つ「経済」をご紹介します。この授業では9月から「銀行」について学習しています。
最初にクラスで「知っている銀行の名前は?」と聞いたら、全員、銀行の名前を言うことができました。日本にはたくさんの銀行がありますね。
次に「自分一人で銀行を利用したことがありますか?」とたずねると一人だけが手を挙げました。他の人は「僕のお年玉はお母さんが銀行に入れてくれています」などと教えてくれました。
授業では「銀行を活用できるようになる」という目標があるので、まずは「カレッジ銀行に口座を作る」ことからスタートすることにしました。一人ひとり、口座開設申請書を書きましたが、そこで質問が出ました。
質問)カレッジ銀行って本当にあるんですか?いつからあるんですか?
回答)勉強用の仮想の銀行で、本当のお金は出し入れしません。ですが、先輩たちも授業で使っている歴史ある銀行です(笑)。
さて、申請書が書けたらロールプレイです。銀行員とお客様の役に分かれて口座を作りました。
ここでは、銀行口座を作るとき手帳など本人確認書類を見せなければいけないことを経験しました。大事なお金を管理するのだから確認されるんですね。
次に暗証番号を設定しました。ここではするどい質問が出ました。
質問)申請書には暗証番号を書くところがありませんでした。どうしてですか?
回答)するどい!申請書には書いてはダメなのです。暗証番号は他の人に教えてはいけないものです。銀行員も見ないようにしてタッチパネルで設定するのです。
暗証番号の設定も全員無事に終わり、通帳をもらうことができました。
これからの時代はインターネットバンキング!紙の通帳ではなく、パソコンやスマホの画面を一人で見てやることになりますが、ここで基礎をしっかり押さえておきたいですね。
最後に通帳を観察しながら、次の2つの「問」をクラスで話し合いました。
問)将来、お給料を振り込んでもらうために、何を会社に伝えますか?
クラスの回答)通帳の表紙に書かれている口座番号です。
問)電話がかかってきて「こちらは銀行です。トラブルがあったので暗証番号を教えてください」と言われたら、どうしますか?
クラスの回答)暗証番号は教えません。詐欺かもしれないので周りの人に相談します。
このように、この日の授業はしっかり理解できていました。次回からは通帳にお金を出し入れして学んでいく予定です。最後に念のためくりかえしますが(笑)、カレッジ銀行は仮想の銀行です!
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