学長の長谷川です。
今日は、川崎キャンパスに来ています。

川崎では3クラスに分かれて授業が行われていました。
どのクラスも、和気藹々としていて、学生たちが明るく、先生の質問に対しても、積極的に挙手をして意見を言っています。

【SST】の授業では、感情について学んでいます。
(SST:Social Skill Training=社会生活技能訓練)

テーマは、『感情表現~ふわっと言葉・ちくっと言葉~』

まず、知っている「気持ちを表す言葉」をあげていきます。
「うれしい」「悲しい」「切ない」「胸が痛い」「楽しい」「イライラ」「つらい」「大好き」「むなしい」「幸せ」「うざい」「すがすがしい」「ドキドキ」「ひやひや」・・・。

そして、【ふわっと言葉】(自分が言われて嬉しかった言葉、元気の出る言葉)を出し合います。
「愛してる」「気が利くね」「笑顔がいいね」「ひとりじゃないよ」「良くできたね」「頑張ったね」「やるね」・・・。

次に、【ちくっと言葉】(言われて悲しくなる言葉、心がしょんぼりする言葉)を出し合います。
「サイテー」「キライ」「うるさい」「ムカつく」「うざい」「早くしろよ」・・・。

そしてクラスメートで【ふわっと言葉】の言い合いをし、それから【ちくっと言葉】の応酬をしてもらいます。

そしてどんな風に感じた?と感想を話し合います。
人とコミュニケーションを取るときにとっても大切なことですね。
川崎1

川崎2

【一般教養】の授業では、都道府県について学んでいました。
先生が言った各都道府県の特徴を聞いて、どこの都道府県かを当てます。すべての都道府県が出そろったところで、今度は、各学生が、インターネットで各都道府県の特徴を調べて、「◯◯の都道府県はどこでしょう」とクイズを出します。

こうして、教養を身につけていきます。

どこに何という都道府県があり、そこはどんな特徴があるかを知ることで、テレビ番組や新聞雑誌、人との会話の中で出てきた内容に対し、よりイメージを膨らませることができるようになり興味や関心も深まります。

知識を獲得することは、生活をより豊かにすることでもあります。
川崎3

【自主ゼミ】の授業では、研究論文発表会を間近に控え、パワポの最終チェックや発表練習を行っていました。

皆さん、真剣そのもの。1年間の論文作成の集大成の日を目前に控えて皆さんかなり緊張しているようです。
川崎4

学びを積み重ねることにより、日々自分自身の変化や成長を実感し、自信や自己肯定感が芽生える。それにより、明るく何事にも意欲的になり、周囲の人たちに対しても優しくなれる素敵な学生たち。

日に日に大人っぽく、自立した青年の顔つきになってくる学生たちがとっても眩しいです。