令和2年が明けて、快晴の日、横浜市の舞岡公園にて、今年度総計11日にわたる「田んぼ体験」をまとめ、収穫を祝いながら味わう「おもちつき」を行いました。「おもちつき」の準備に、学生全員でのぞみます。
学生は、収穫したおもちをむらす班、舞岡公園でとれた野菜、おみそを材料にしたおみそしるの班、ビニールシートのにござをならべおもちを食べる場所を確保する班の3班にわかれます。
おもちをむらす班:
かまどに火をおこし、火を安定させる―かまどで湯をわかす―
せいろをのせ、約45分間むす
野菜をきる―かまどで湯をわかし、だし汁を入れる―切った野菜をいれてにる―
おみそを入れて味をととのえてできあがり
土が上がらないようにビニールシートをゆっくり広げる
青竹をまわりにおき風があってもビニールシートがめくれないようにする
ござをしきあたたかく過ごせるようにする
そして・・・「おもちつき」
こね:うすにむらしたもち米をいれ、ねばりけがでるまで、うすでこねる。
つき:指導員さんのサポートを受けながら学生全員がひとり十回ずつ、おもちをついていきます。
ちぎり:おもちをひと口で食べることができるよう、細かくちぎっていきます。そして、きなこ、あんこ、さとうじょうゆで味をととのえていきます。
さて、いただきます!!
「おもちつき」を体験して学生は・・・「頑張って、十回きねでついた!」
「おもちは買ってきて食べることしかしていなかったので、おもちってこんなにおいしいのかと、感動した!」
「いっしょうけんめい作っただけあって、買うのよりおいしかった!」
「おうちでのお手伝いを思いだした!」
「火おこしをおこない、火の近くでうちわであおぐ体験が楽しかった!」
「大根を切るのが難しかったが、とても楽しく活動できた!」
4月から行った「田んぼ体験」全体を通して、学生は、
「働くということの苦労の実りとしてのおもちを食べて、満足した!」
「田んぼに苗を植えるのが、腰をやられて大変だったけれども、もちつきにつながって良かった!」
「やってて良かった。ここでしかできない貴重な体験となった!」
「田んぼのどろの中に入るのに勇気もいり、大変なことが多かった。でも、最後に食べたもちがおいしく頑張ったかいがあった!」
「初めて田んぼに行ったとき、虫などがきらいで泣いちゃったけど、もちつきまでこぎつくことができて、自分も成長したと思った!」
「田んぼのどろにはいることがきらいなので入ったら、泥が温泉みたいであたたかくて集中できて、おもちつきができて感動した!」
最初はおもちが苦手だという学生もいましたが、全員無事おもちやおみそ汁を味わうことができています。
そして、何よりも一年間サポートして下さった舞岡公園のスタッフのみなさまに感謝します。
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