ゆたかカレッジでは、障がい者にとっての高等教育機関をコンセプトにさまざまな授業、訓練が行われています。各カレッジには、カレッジ内の授業につとめる支援教員のほかに、就労への見学や実習の調整や、職場開拓専門の「キャリアサポーター」の職員が配置されています。

 
  キャリアサポーターは、さまざまな特性を持つ学生たちの適正に応じた、就労の形や業種を提案できるように、毎月の企業/事業所見学をはじめ、就職イベント、研修などを通じて企業とのつながりを広げています。ゆたかカレッジは、特に1年生から3年生の間は、幅広い学びの機会や、適性を見極めるために、一つの業種分野に限った授業、訓練はしていないので、キャリアサポーターには、幅広い業種の企業 とのつながりが求められています。

 法定雇用率の引き上げの流れもあり、最近の就職説明会などでは参加される企業の数がかなり増えてきました。それに伴って、ゆたかカレッジのコンセプトに興味を示してくださって、企業の方が見学に来て下さることもあります。先日も流通分野の大手企業の人事の方が見学に来てくださったり、以前こちらから見学に伺った企業から、求人の情報をわざわざ連絡いただいたりしています。”のうふく連携”(農業と福祉が連携した雇用の場の創出のプロジェクト)など、これから障がい者の活躍の機会がひろがる業種も開拓を続けています。

 見学に伺ったある企業の人事担当の方より、障がい者の雇用に際して ”障がい者の活躍の場を提供してあげる”というスタンスではなく、”必要な戦力として求めている”という話を聞かせていただきました。学生が就職し、長く働けることが目標ではありますが、企業のニーズも満たしていくこともとても大切なことだと感じています。そのためにも、支援教員が学生たちの適性職種を見極めることと、学生たち自身が様々な活動を通して自己理解を深め、自分自身でも適性を考えられることを大切にして支援をしています。

 そして大事なことは、支援教員が見極めた適性だけでなく、学生が自分自身で理解し、”自己選択”、”自己決定”できることと思います。そのためにも、見学や実習する機会、企業/事業所とのつながりを広げ、大切にしていきたいと思っております。

 ゆたかカレッジに興味を持ってくださった企業の方がいらっしゃいましたら、是非連絡をいただけたら嬉しいです。ゆたかカレッジのキャリアサポーターは”企業様の力にもなれる”ように学生たちと企業様の繋がりを広げていきたいと思います!!