昨日、成人式で友人や先生方と久々の再会に喜んでいました。着物姿の娘に感無量で「私のところに生まれて来てくれてありがとう。」と言う気持ちで一杯です。

家にいる時は、何でもしてあげないとできないだろうと、あれこれと世話をやき、心配し、しかし、カレッジ福岡、グループホーム「ブルーム和白丘」での生活は自立に向け、親離れ、子離れの第一歩となりました。何ヶ月かに一回しか逢えない寂しさや、帰省して、又福岡へ帰るときの寂しさ、悲しさはあるのですが親より長く生きるわが子のことを思うと、辛くても見守らないと成長はないのかな、一人では生きていけないのかなと自分に言い聞かせています。

親の心配とは裏腹に休みの度、毎回五島から福岡まで送り迎えしなければいけないだろうと思っていましたがそれも1年間だけで、2年目からは一人で帰省できるようになり、一人でも出来るんだということに気づき、驚きの連続です。よく考えたら今までも、珠算なんて、ピアノなんて、英語なんてできないだろうと思っていたことが珠算は2級、暗算段位、コンクール満点金賞などいろいろなことができていたんです。もっと親も子も自信を持っていいんですね。

一人で帰省できるのはいいのですが、嫌なことがあったら勝手に帰ってきてしまうのではないかと心配したこともあったのですが、そこはさすがに本人も勝手に帰ってはいけないと考えているんでしょうか・・・。あまり頑張り過ぎるのも良くないので、好きなこともしながらきつい事もしつつ頑張ってもらいたいです。これまで娘のお陰でいろいろな方と出逢え、普通に生きていたら経験できなかったであろうことが経験でき、娘のおかげで私は成長させられています。

本当に「私のところに生まれて来てくれてありがとう」。


                           カレッジ福岡2年生の保護者「我が子大好き母」様